ルーヴル美術館 ランス別館 その2



建物の東側にある常設展会場、

アルミの壁に囲まれた「時のギャラリー」にやってきました。

全長120m 幅25m 総面積3100屬猟絞形の大空間には

紀元前3500年〜19世紀半ばまでの200点以上を

パリのルーヴルから5年間拝借して展示中。



伝統建築の中に佇んでいた頃は、しっくり肌に馴染んでいたのに

ここでは一味違う吾輩。

天井からの自然光が壁に反射して、

吾輩を浮かび上がらせるという不思議空間なのだ。



ギャラリーの目玉、中央にドラクロワの「民衆を導く自由の女神」

右、ゴヤの「サンタ・クルス公爵夫人」

壁には一切の展示が無く、全て空間の中央に配置。

作品同士の対話を図るためなんだそうな。



壁面には作品も来場者もぼんやりと写りこみます。

ミニマルな大空間で5000年超の美術史を紐解く、

時間旅行のツアーはいかがなもの?

ああ夢の中…



ぼんやりするわたし。



ギャラリーでひとしきり撮影を終え、階段を降りると



美術館の舞台裏を垣間見れる地下スペース。

テーブルのモニターでは裏方仕事を紹介するビデオが流れています。



ガラスの向こうは、美術品の眠る収蔵庫。



さらに地下にはアトリエが。

作品の修復風景を覗くことができました。



かつては炭鉱の町であったランス。

その広大な土地に市が資金を投入して進めてきた一大都市開発事業が

このルーヴル・ランスです。

フランス北部の産業経済振興を担っているわけです。

ルーヴル美術館、パリだけじゃなくランスもね。

今後は魅力的な企画展がやってくることを期待して。





ルーヴル美術館 ランス別館 その1



2012年12月4日にオープンした、ルーヴル・ランス別館へ

遂に行ってきました。

ルーヴル・ランス別館への行き方>

美術館の営業時間は10:00〜18:00で火曜定休。
(2013年年末まで常設展、シャトルバスは無料)

パリから向かう場合はTGVを使うのがベストですが、
調べてみたらランス行きの本数はそんなに多くありません。

乗車券は事前のネット予約をおすすめします。
現地で発券時、自動発売機の操作で手こずることを考慮して
時間の余裕をもって駅に到着しておくといいでしょう。

私が乗った行きの便↓
Gare de Nord駅(パリ) 10:57発
Arras駅で乗換
Lens駅(ランス) 12:11着

Lens駅到着後、駅を出て左に折れたらすぐ
別館行きのシャトルバスのバス停があります。



こちらはランス駅→ルーヴル・ランス別館行きバス時刻表。



昼過ぎに到着!

「風景の中に消える」感覚がコンセプトだという美しい建築は、

妹島和世と西沢立衛によるSANAAが手がけたもの。

雨が止んで、ガラスのファサードは空色に。

コンクリートの上にも空があらわれました。



奥に見えるアルミの外壁は、空や風景をうっすらと反映させます。

さぁいよいよ中へ!



振り返り、後光を放つ入場口を目を細めながら確認。

ただいま待ち時間ゼロです。



ブラインドの隙間から覗く午後の日差しが

ホール内に白線を描いています。



ただお庭を眺めるだけの昼下がりは、プライスレス。



こちらのお庭は作業中。

透明感と開放感に身を委ねてすっかり寛いだあとは、

展示スペース(時のギャラリー)へ。




パレ・ド・トーキョー



蚤の市のあと、百貨店を覗こうかと思いましたがこの日は日曜日。

パリのお店はほぼ日曜定休なので、

2012年4月にリニューアルしたアートスペース パレ・ド・トーキョーへ。
 
最寄駅 IENA 9号線

月曜定休で営業時間は12:00〜24:00と長め。

巨大LEDバックライトが照射する、眩しいチケット売場です。



パレ・ド・トーキョーは東西に分かれています。

こちら西側が現代アートスペースで、

窓からぼんやりと見える東側に、パリ市立近代美術館が隣接。



チケット売場を左に折れると奥行きのある展示スペース。

はしゃぐ子どもの向こうで、LEDの映像作品が流れています。



地下へ降りるとジョン・ケージの実験音楽と暗闇。

しばらくすると正面に本棚を確認、そして回転、、



本棚の向こうは、白くてスクエアな展示空間に。



集う子どもたちの頭上で、柱と梁が壮絶に成長しています。

Henrique Oliveiraのインスタレーション作品。



壁もない通りがかりに突然、

あれ?これも作品なのか?

正面の黒いスクリーン、実はゆっくり左へ移動中。



ミュージアムショップは現代アート関連書籍が充実。

レストランやカフェも併設されているので、

日曜日はここで一日過ごせます。


館内はまだまだ展示スペースがありましたが、

どれも広々と贅沢に空間を使用した作品ばかり。

それぞれが繋がっていたりいなかったり、順路も特にありません。

打ちっぱなしで薄暗く、未使用のがらんどうもあります。

地上2階、地下2階 22,000屬發良垰弋超間です。




クリニャンクールの蚤の市



ヴァンヴの蚤の市をあとにして、

すっかり観光地的なクリニャンクールの蚤の市へやってきました。

開催は土・日・月曜の9時から18時頃まで。(冬期は11時頃から)

最寄駅 Porte de Clignancourt 4番線



骨董、家具、レコード、古着、古本なんでもありますが、

お店に並ぶ商品の価格はどこもちょっと高め。



毎回立ち寄る、アンティークレースのお店。



古い写真、古いポスター、ヒゲの店主。



雰囲気のいい船舶グッズ。



ジャバラのポラロイド、LAND250を発見。

(1967年〜1969年製造)

先日わたしも購入したので、つい親しみが湧いてしまいました。

パティ・スミスもお気に入りというこのカメラ。

彼女の写真集「LAND250」は全編このポラで撮影されています。

さて、蚤の市のあとは、パレ・ド・トーキョーへ。






ヴァンヴの蚤の市



先日の11月9日〜19日までの欧州出張のご報告。

9日〜15日 前半はパリです。

日曜の朝10時くらいから、ヴァンヴの蚤の市へ。



ここは今回初めて行く蚤の市で、

開催は土曜日と日曜日の午前中のみ。(7時くらいから徐々にオープン)

最寄駅 Porte de Vanves 13番線



鍵の束 5ユーロ。ちょっと欲しかった。



アンティークではなさそうですが、ちょっと古いボタンやパーツ。



日本贔屓のお兄さん。カメラを向けたら日本語で「どうぞ〜」と。

やきいもを売っているわけではなかった。



店主不在、途中でやめてしまったのか。退廃的。



雨でぐったり。不法投棄に限りなく近づく店先。



道の両側に長く軒を連ねていますが、

途中雨足が強まって一時閉店を余儀無くされるほど。

そこからは駆け足、予定より早く見終えて蚤の市をはしごすることに。

ヴァンヴから位置的には反対方向の

クリニャンクールの蚤の市へ移動です。


merci

まだまだ続くか欧州出張記、

今回はおしゃれな路面店が点在しているマレ地区へ。



マレの観光地的コンセプトショップmerciに入店。

おや?

店内中央のディスプレイが一切出来上がっていない。。

せっかく見にきたのにと言いたげなお客さんが

「これはどうしたことか?」とスタッフに訊ねれば、

何の根拠か、「あと40分で出来る」と。



皆さん、あと40分しかないそうですよ。



これを壁に掛けようというわけですね。



二階へあがると、

星型の内気なイルミネーションから聞き取る、痩せたクリスマス。

その向こうは、中庭を往来する配送業者。

実はじゃんじゃん荷物が運び込まれています。

終わるのか?クリスマスのディスプレイ。

完成を見届けることなく、お店をあとにしました。





クリニャンクールの蚤の市


ラ・ヴィレット公園に続いて、パリの蚤の市もご紹介。



観光ガイドなどでもずいぶん有名な、クリニャンクールの蚤の市。

そうそう、

ゴミか宝か、この味わい深い市場までの道すがら、

ブランドのコピー品を大量に体中ぶら下げた一軍が

日本人か韓国人か中国人に見える私の前に立ちはだかります。

最近見かけないくらいの安っぽいコピー品は、かえってちょっと新鮮。

以下、市場に並んでいた品々の一部。



型押しがかわいかった、ライカのカタログでしょうか?



HASSELBRAD 503CX 50周年記念のゴールデンブルー。



1920年代のレースの衿。



このほかに、

家具、食器、船舶グッズ、家族写真までもが

アンティーク然として並んでいます。

ちなみにどれも、そんなに安価では手に入りません。






ラ・ヴィレット公園


ポンピドゥーセンターに続いて、欧州出張で訪れた場所のご紹介。



パリ市内で最も大きな公園、ラ・ヴィレット

スイスの建築家ベルナール・チュミによる設計で

園内には、このような赤い建物やモニュメントが30以上も点在しています。



こちらの「赤」はモニュメントかと思ったら、おや?中に人が。

物思いにふけるには少し赤すぎます。



こちらの「赤」はカフェ。



ちなみにどの「赤」にも、それぞれに用途があるそうです。



広大な公園を横切る運河。

そのむこうに、鏡面のドームシアターと科学産業博物館。



気になって、ドームシアターに近づいてみました。

直径36m、6433枚の三角形の板で構成されたこの球体、

1億円くらいかかったそうです。




ポンピドゥーセンター その3



館内はこれくらいの展示室がいくつも並んでいるので、

じっくり見ようと思うとそこそこ時間を要しそうですが、



絵画は基本的に飛ばすというルールを決めて、

風の如く駆け抜けてきました。



ストッキングに砂?



凶器にもなり得ます。



額そのものが、



アートになっていたり。



ライティングで、



見せる作品も。



ポンピドゥーセンター その2



ポンピドゥーセンターの国立近代美術館へ。



建物のなかも外観同様、構造むきだしです。

作品の撮影がOKだったので、いろいろ撮ってみました。

(作者までは記録していませんが。。)

美術館の入口すぐにあるのがこの作品。